「決め方」の経済学(ダイヤモンド社)とラジオ出演×3

 新作『決め方の経済学』(ダイヤモンド社)が本日、発売開始です。それに合わせて新連載(ということにいつの間にかなっている)ダイヤモンドオンラインへの寄稿記事がこちらです。 

「決め方」の経済学―――「みんなの意見のまとめ方」を科学する

「決め方」の経済学―――「みんなの意見のまとめ方」を科学する

 

  6月28日に行われたジュンク堂書店・池袋本店での『18歳の民主主義』(岩波新書)トークイベントは、おかげ様で(ほぼ)満員御礼となりました。私は早稲田の学生のとき、中野にある劇団「スタジオライフ」で演劇をしていました。会場が埋まると心底ほっとします。生まれてはじめてサイン会をしました(まさかあんなに人が来て下さるとは)。字が下手なので申し訳ない。ご来場いただいた方々に深謝いたします。 

18歳からの民主主義 (岩波新書)

18歳からの民主主義 (岩波新書)

 

 

  このトークイベント終了後には、岩波書店の方々と軽く打ち上げをして、帰宅して23時半からTBSラジオ、荻上チキさんの「Session 22」に電話出演しました。というわけでラジオの話です。

 2日続けてラジオに、ブースからではなく、電話で出演しました。スタジオのブースに行って、パーソナリティと会話をするというのは、まあ、分かるのです。会話の達人のパーソナリティと、目や表情を見て、会話すればよいわけです。分かりやすさと、漢字を発音できないことに気を付ければよい(政党・正当・正統)。しかし電話での出演とはいかに。

 仕組みは単純なのものでした。出演時間の前に、自宅リビングの固定電話に電話がかかってきます。受話器からはラジオが流れています。受話器を耳にあててラジオを聞いていると、あるとき自分に話がふられてきて、会話に参加します。不思議である。

 緊張感の高め方がよく分からない。相手の顔が見えないぶん、会話が丁寧になった気はする。6月28日に出演したのはTokyo FM「TIME Line」です。約1年ぶり。

  ジュンク堂イベントがあった29日の深夜は、TBSラジオ「荻上チキ・Session 22」に出演しました。予定よりずいぶん長く喋らせてもらいました。有り難うございました。 

 7月8日(金)にはJ-WAVE「JAM THE WORLD」のコーナー「BREAK THROUGH」に、20時55分ごろから出演する予定です。こちらはブースからの出演です。また詳細をここでおしらせします。

JAM THE WORLD : J-WAVE 81.3 FM RADIO

 7月には雑誌へもいくつか寄稿します。

 参院選やEU離脱で、ふたたび『多数決を疑う』(岩波新書)が注目を集めている。あまり一時点でのAmazonランキングに一喜一憂するのも何ですが、先ほどは瞬時的に、岩波新書のなかではですが、紙のほうが1位に、キンドルのほうが(紙と電子あわせた全体の)2位の、ワンツーフィニッシュになっていた。驚きだ。

多数決を疑う――社会的選択理論とは何か (岩波新書)

多数決を疑う――社会的選択理論とは何か (岩波新書)