東京マラソンに出走してきた。倍率12倍をくぐりぬけての当選だ。昨晩まで微熱があったが、今朝起きたら引いていた。一年前の横浜マラソンのときもそうだった。知恵熱みたいなものだろうか。最初は体調は悪くなくとも、悪くなったら棄権しよう、あるいは歩いて完走しようと考えていた。
こんど詳しくレビューを書くとして、結果は3時間58分19秒。まさかの、念願の、サブ4達成であった。後半にまったくスピードが落ちなかった。結果は下記のとおりだ。5kmをつねに27分台で安定して走っている(29分台の2回はトイレでのタイムロス)。
地点名 Point | スプリット (ネットタイム) Split (Net Time) | ラップ Lap | 通過時刻 Time |
---|---|---|---|
5km | 00:43:06 (0:27:04) | 0:27:04 | 09:53:06 |
10km | 01:11:01 (0:54:59) | 0:27:55 | 10:21:01 |
15km | 01:40:44 (1:24:42) | 0:29:43 | 10:50:44 |
20km | 02:08:28 (1:52:26) | 0:27:44 | 11:18:28 |
25km | 02:36:25 (2:20:23) | 0:27:57 | 11:46:25 |
30km | 03:06:06 (2:50:04) | 0:29:41 | 12:16:06 |
35km | 03:33:55 (3:17:53) | 0:27:49 | 12:43:55 |
40km | 04:01:53 (3:45:51) | 0:27:58 | 13:11:53 |
Finish | 04:14:21 (3:58:19) | 0:12:28 | 13:24:21 |
いつかはサブ4をと願っていたが、現実的には困難だと思っていた。これまで走った3回のフルマラソンは、どれもタイムが4時間17分から25分のあいだであった。
わたしはいつも前半に飛ばして、後半にひどく失速する。せっかちな性格がそうさせるのと、普段の練習では長距離を走らないがゆえのクセだ。だが東京マラソンはすごい人数のランナーがいるので、前半に飛ばしようがなかった。なんせ36000人も走っており、路上は早朝の新橋駅みたいに混んでいるのだ。
そして気付いたら後半でも脚がかなりフレッシュに残っていた。そんで「もしやサブ4いけるか?」とラップを計算して、そのとおりに走れた。「市民ランナーあるある」のひとつだと思うが、走りながらよく割り算をする。
わたしは「練習しないで40代のスポーツ未経験者がサブ4を達成する方法」という新書でも出すべきではないだろうか。めっちゃ気合い入れて科学的根拠のない本を書けるんだけどなあ。こんど出版社の人に相談してみる。
三田の近くでゼミ生が応援してくれていた。どうもありがとうございました。