子供に勉強を教える話の続き

 子供に勉強を教える話の続きです。相変わらず算数を教えており、怒らないことが課題である。

 先日娘が設定した、勉強中に「お父さんが怒ったらボールペンで顔にシワを描く」ルールは、今のところ効果をあげている。つまりわたしはこのルールのもとで怒らなくなった。

 これは「ボールペンでシワを描かれるのが嫌だから」怒らない、というインセンティブの話だけではないと思う。肝心なのは、わたしと子どもたち計3人からなる社会で、「お父さんが怒るのはダメなこと」という規範が形成されたことだ。

 この規範が採用された社会では、わたしは怒る感情が暴走しそうになったとき、「ああ、これはダメなことだ」という気になる。なんせそれは規範に反するのだ。だから怒る感情が暴走しそうなとき、暴走する前に、その感情があああクソぐぐぐと抑制されていく。怒るという行動が抑えられたというより、怒る感情が抑えられた。

 子どもは親のそんな感情の推移をすぐに見抜くから、その場は、ますます「怒ったらダメなのよお父さん」な雰囲気になる。わたしは少し舐められた気になるが、そんなものは些細なコストである。学習効率と精神衛生のベネフィットのほうが、はるかに大きい。誰かこういう知恵をわたしに体系的に教えてほしいと思うが、家政学(Oikonomia)の古典でも読めばよいのだろうか。

 合間の休憩に3人で「チョコもなかジャンボ」を2個食べた。コンビニで買ったアイスラテをコップに注いで大きな氷を入れると、夏が来たような気分になる。

森永製菓 チョコモナカジャンボ 150ml×20個
 
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