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『ミクロ入門の入門』雑記3(現状報告)

 おかげさまで新刊『ミクロ経済学入門の入門』(岩波新書)の出足が好調でございます。うちの近所の本屋では売り切れていたが、どうやったら再入荷してくれるのか分からない。今日は書店員さんに「ここにあった、みくろけいざいがくの岩波新書の、さ、再入荷は・・・」と聞きそうになったが、挙動不審になる自信があったのでやめておいた。 

ミクロ経済学入門の入門 (岩波新書)

ミクロ経済学入門の入門 (岩波新書)

 

  そんななか『多数決を疑う』(岩波新書)の10刷りと、『マーケットデザイン入門』(ミネルヴァ書房)の4刷りが決まりました。実にありがたいことだ。とくに3,000円以上する『マーケットデザイン入門』が7年にわたり堅調に売れていることは、快挙と言ってよいと思う。手前味噌だが、自分の書いた本のなかでは、この本の完成度が一番高いと思う。世界初のマーケットデザインの本であり、2010年の出版当時はおそろしいほど売れなかった。 

マーケットデザイン入門―オークションとマッチングの経済学

マーケットデザイン入門―オークションとマッチングの経済学

 

  はじめて本を出版したのが2008年なので、自分も今や書籍市場のプレイヤーとしては10年選手に近い。現在のさまざまな方々との交流は、本を出していなければありえないことだったので、ほんとうに本を書いてよかった。

 わたしはいわゆる「世間」とか「大衆」が好きだ。自分自身、世間のなかで生きているし、まぎれもなく大衆のひとりである。だから、自分が読みたいものを書けば、それなりに世間様が受け入れてくれているのだと思う。これは自分が凡庸であることの証左だが、幸運なことであって、非凡な人は大変であろうと思う。

多数決を疑う――社会的選択理論とは何か (岩波新書)

多数決を疑う――社会的選択理論とは何か (岩波新書)

 

 5月3日(水)NHK・Eテレ22時「オイコノミア」は、おかげさまで好評でございました。どうぞ5月10日(水)の放送分も、ご覧いただけると幸いです。