昨日、目覚めたとき、あまりに涼しかったので「今日の川崎月例ランはシリアスに走ろう」と心に決めた。こういうのは自分で決めているのか、わたしのなかの何か本体が勝手に決めているのか、よく分からない。俺は自分の意志のしもべなのだ。
とにかく心はそう決まっていた。そう決まった以上、シリアスにやるだろう。これは具体的には、10kmの自己ベストを47分台で更新すると目指すことだ。
キロ4:45で10kmを走れば、47分30秒になる。10km走といっても、コースは真っ直ぐというわけではないので、カーブやら斜めの移動やらで、実際には何十・百メートルか多く走る。それを考えると、キロ4:45で10kmのコースを48分未満で走りきるのは、ギリギリ可能か否かのラインだろう。
気候さえよければ、がんばって4:45を10km続けることは、しんどいだろうけど、無理ではない気がする。というわけで最初に飛ばしたりせずに、ずっと同じ速さのイーブンペースを目指す。ぜんぜん面白みのないストラテジーだが、シリアスさを面白さより優先しているのだ。結果はつぎの通り。
- 1km 4:47 スタートが混雑したのと、飛ばさなかった
- 2km 4:39 これで最初の1kmの2秒オーバーをカバー
- 3km 4:45 ぴったり
- 4km 4:45 ぴったり
- 5km 4:50 一瞬、気が抜けた
- 6km 4:37 気の抜けをカバー
- 7km 4:41 しんどいが、目標達成できそうな気がすると計算
- 8km 4:47 つかれてきたが、まあ手堅い走り
- 9km 4:50 これでも目標達成できそう
- 10km 4:32 ラストスパート
- 残余70m 0:17 この残余が今回は少ない、うまくコースを取った
- 計 47:30 やったぜ!!
GPS時計によると、平均キロ4:43でこの10kmコースを走った。うーん、初めて試してみたけど、やはりイーブンペースだとタイムがいいのだなあ。
感激である。 走歴ようやく2年で、川崎月例ランは15回目の出場。自分としては思いがけず、ここまで伸びた。最初のころは「60分切れるかなあ」「いつか50分切りたいなあ」と思っていたし、けっこうなケガもした。徐々にタイムを伸ばして、ついに47:30。しみじみ嬉しい。夏も終わりかけで、もうすぐ新しいシーズン。秋にはハーフとフルに一回ずつ出場する予定。
帰りに本屋でラン雑誌を買って、ご機嫌で帰宅した。新しいウェアが欲しい。
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