横浜マラソン中盤

 折り返し地点(といっても同じコースを戻るわけではない)からさらに進むと、首都高へ上がる坂が出てきた。これから高速道路を11kmほど走るのだ。

  • 22km 5:27
  • 23km 5:38
  • 24km 5:47
  • 25km 5:54 脚が重くなってきている。キロ6:00を目標にする。
  • 26km 5:53
  • 27km 6:04
  • 28km 6:16
  • 29km 6:25 だんだんスピードが落ちてきた
  • 30km 7:31 待ち人数ゼロのトイレがあったので入った。1分のロス。
  • 31km 7:41 ミカンを食べた。たぶん消化によくないが、すっごい美味しい。
  • 32km 6:48

 たぶんこの辺りで首都高を降りた。高速道路を脚で走ることは普段ないので、とても珍しい体験だが、基本的にはただの単調な道路であった。カーブに強い傾斜がかかっているのが印象的だった。

 私は最初の21kmを序盤、34kmまでが中盤、その後ゴールまでのおよそ8.5kmを後半と、何となく分けている。そして中盤の記憶が、あまり残っていない。序盤のような余裕はまるでないが、後半ほどはきつくない、それゆえ印象が薄いのだと思う。公式記録によると、32.5kmを通過したのが、3:11:10とある。

  • 33km 7:23 タイムが一気に落ちる。このへんが精神的には一番きつい。
  • 34km 7:01 ゴールまで「キロ7分以内をキープ」を目標とする

 私にとってランとは、勝手に目標を立てて、それを実現するか、実現できなかったら目標を下方修正してその実現を目指して、というよく分からない遊びである。

 34kmの地点で、だいたい3時間21分くらい。残り約8.5kmをキロ7分未満で走ったら、4時間20分を切れる。4時間20分を超すのはいやだ。前回の袋井フルが4時間24分だったので、それとあまり変わらないではないか。しかし34kmの地点ですでに、キロ7分で走るのに必死である。残りの最も過酷な8.5km、キロ7分未満でおよそ1時間、キープできるのか。未知の世界である。