日経ビジネスオンライン寄稿4/17

 日経ビジネスオンラインに、周波数オークションの記事を寄稿しました。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20140407/262522/?n_cid=nbpnbo_bv_ru

 その中で「パッケージ付き同時競り上げ式オークション」について言及しています。それについて関心のある方は以下の拙稿をどうぞです。

http://www.geocities.jp/toyotaka_sakai/sakai-auction-mof1.pdf

 行政側が周波数免許を、非常な安値で特定の事業者に与えるのは、実質的にはそれら事業者(とその利害関係者、与える側の一部を含む)への所得移転です。「現金」でなく「免許」なのでそれが見えづらいですが。もちろんそれで全体の社会的余剰は減ります。

 ちなみに現政権の、生活保護を必要とする人への対応は、昨今、非常に厳しくなっています。また「生活保護をもらえるはずの人のうち、もらえている人」の割合は、およそ3割だけだと推計されています。過剰なバッシングを浴びる不正受給も、金額ベースで全体の約0.4パーセントに過ぎません。

 周波数免許の気前良い渡し方を見ると、日本の所得再分配のバランスの悪さ(というか異様さ)がどうしても目につきます。「不正受給」を問題視するならこちらの方ではないのか。 

反貧困―「すべり台社会」からの脱出 (岩波新書)

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